アトピー性皮膚炎に効く食べ物
炎症を抑え、症状を改善してくれる作用のあるアトピー性皮膚炎に効果のある食材・・・・
それは、αリノレン酸やγ-リノレン酸、EPA、DHA、ビタミンB6、キチン、キトサンなどを多く含む食べ物です。皮膚炎の過剰症状を改善するのに効果的なのが、リノレン酸です。ただ、リノレン酸は体内で合成する事ができません^^;αリノレン酸は、しそ油、えごま油、あまに油などから摂取可能です。γ-リノレン酸は、しそ油、月見草油、昆布、ワカメに含まれます。
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リノレン酸は、体内に吸収されるとEPA やDHAに変わります。これらは、アレルギー症状を緩和し、アトピーの改善が見られるようですね^^
とは言え、リノール酸やら、リノレン酸?やら少し、ややこしいですよね?(頭から煙が~^^;)
単純明快に考えるとするならば、、、。
私達が、普通に無意識に摂取している、植物油脂の多くは、リノール酸の油が多いと思われます(汗)
これらの油は、摂り過ぎると、アレルゲンを放出してしまいます。そして、アトピーの症状がさらに強くでる傾向があるようなので、摂り過ぎ!には充分注意しましょう。
ここでは、リノール酸が悪者?に聞こえる?かもしれませんね^^;しかし、何にでも言える事ですが、摂り過ぎなければ良いのです^^ですので、ほどほどにしておきましょう^^
では、リノール酸の多い油には、何があるのか?見てみましょう^^(下記参照)
紅花(サフラワー)油
ひまわり油
綿実油
大豆油
コーン油
ごま油
グレープシードオイル
健康エコナ
植物性マーガリン
マヨネーズ
植物性ショートニング
市販のオイル入りドレッシング
など、普段家庭用で使う油に多く含まれているのが分かりますね^^
アトピーに有効とされる、リニレン酸に話を戻しますが、リノレン酸は、酸化しやすい?と言う欠点があります。加熱には弱いので、ドレッシングにして、サラダにかけるような使い方をするのがGOODです。揚げ物には向いていませんが、サッと作る炒めものくらいなら大丈夫です^^
そこで、リノレン酸を多く含む上記のような油を使う場合は、ドレッシングにするのも一つの手ですね●^^●
作ったドレッシングに、マヨネーズや生クリームなどを、少し加えてディップにしても良いですね^^
ディップ??なぁーに?ソレ?(笑)
スティックサラダにつけて食べる、ソースの事ですね^^
大根やキュウリ、人参、セロリなど、お好きな野菜を、細長く棒状(スティック状)に切って、ディップにつけて食べると美味しいです。
(好みで、カラシやマスタード、ゴマなどを混ぜても良く合います^^)
次に、キチンやキトサンですが、体内の有害物質を排出する作用があり、免疫力を高め、自然治癒力をアップさせる作用があります。
キチンやキトサンを多く含む食品は、エビやカニなどの殻やキノコ類、イカの軟骨、チーズなどがあります。殻付きの物は、揚げる事でサクッと殻ごと食べる事ができます。かき揚げに入れても美味しいですね^^
EPAは、アトピー性皮膚炎の炎症を抑え、痒みや発疹を改善するのに有効です。DHAは、アレルギーを防ぐ免役調整作用があり、皮膚炎の予防と改善に効果的です。
EPAもDHAも、過剰なアラキドン酸の作用を抑える事ができます。脂の多い魚に多く含まれています。
EPAを多く含む食品は、はまち、きちじ、いわし、サバ、真鯛、ぶり、うなぎの蒲焼、さんま、まぐろ(とろ)、にしん、鮭、さわら、などの魚類に含まれています。
DHAを多く含む食品は、同じく魚類で、サバ、ブリ、真鯛、はまち、うなぎの蒲焼、きちじ、まぐろ(とろ)、さんま、さわら、いわし、にじます、鮭、あじ、はたはた、などの魚類です。
これらの、アトピー性皮膚炎に効く食材を、上手に取り入れて、辛い痒みや炎症などの症状を改善させていきましょう●^^●
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一言メモ |
生食は避けて過熱処理をしたり、レトルトのような加工食品や菓子類の摂取、そして外食時なども控えましょう。
アレルゲンになりやすい食品例 |
アトピー性皮膚炎に効く、γ-リノレン酸を多く含む、月見草油(月見草オイル)がありますが、γ-リノレン酸により、プロスタグランジンが増え、この作用によってヒスタミン放出にブレーキをかけているのでは?と言われています。
肌に塗るタイプのものや、飲むカプセルタイプのものなど、いろいろあるようですが、口から摂取するのであれば、亜鉛やビタミンCなどを一緒に摂る事で、さらに効果が倍増すると言われています。
亜鉛やビタミンCを一緒に摂るなら、抹茶などでも良いですね^^亜鉛などのミネラルを始め、ビタミンCも豊富に含んでいます。
さらに、アトピー性皮膚炎に有効な、ビタミンB6も含んでいます。ビタミンB6には、強力な抗アレルギー作用がありますので、アレルギーが気になる人は、ぜひ摂りたい栄養素です。
ビタミンB6は、皮膚炎の予防効果もあります。ビタミンB6が不足すると、湿疹やじんましん、口内炎などのアレルギー症状が出やすくなってしまいます。中には、ビタミンB6の摂取で症状が軽くなったと言う症例もあるようです。
ビタミンB6を多く含む食品は、カツオ、鮭、いわし、牛サーロイン、まぐろ、ひらまさ、サバ、さんま、牛もも、牛レバー、バナナなどです。バナナなどは、手軽に摂取可能ですので、お勧めですね^^
とは言え、ビタミンB6は、体内でも合成されますので、普通に食事をしていれば不足の心配はいらない栄養素でもあります●^^●
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