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胃を強く元気にしよう

いつまでも、健康で元気でいるためには、やはり胃腸が丈夫である!事がとても重要になってきます。

胃に負担をかけないように、上手く付き合う事が大切です。少しでも無理をさせると、胃のご機嫌を損ねてしまい、上手く機能しなくなったりと、常に、トラブルを抱えやすい臓器と言った感じでしょうか?

本来の役割である、消化や殺菌が上手くいかないだけで、実に多くの弊害が出てきます。胃がキリキリしたり、胸焼けやもたれなどがあると、楽しく食事ができなくなってきます。

食べる!と言う楽しみが、胃の不快感で憂鬱になってしまい、生活の質を落としてしまいます。

生きる為の栄養素を、胃で正常に消化させるには、しっかり噛んで、充分な唾液を出し、さらに胃酸の力も借りなくてはいけません(汗)唾液と胃酸は、消化吸収には欠かせない、重大な任務を担っています。

胃と上手く付き合い、健康で元気な胃をめざしましょう。

それには、まず自身の生活習慣を見直して、胃に負担のかかるような事をしていなかったか?改善出来る事があれば、改善する必要があります。

まず、胃酸が少な過ぎないか?出過ぎていないかをチェックします。
鏡で自分の、目を観察してみて下さい。


①は正常です。虹彩の色は内側も外側もすべて同じ色です。
②は、瞳孔を囲んでいる、小虹彩輪の色がより外側の色に比べ薄くなっています。胃酸が多く出ているサインです。
③は、瞳孔を囲んでいる、小虹彩輪の色がより外側の色に比べ濃くなっています。胃酸が少ないサインです。

いかがでしたか?
食べ物を消化したり、有害なものを殺菌するためには、胃酸が必要ではありますが・・
必要以上に、胃酸が出過ぎたり、少な過ぎたりしても、消化不良や胃もたれにつながりつらいものです。



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食事で酸っぱいものを食べると、胃が楽になったり調子がよくなる場合は、胃酸が少ない傾向にあるようです。逆であれば、胃酸過多となります。胃もたれなのか、胸焼けなのか?など、今ある症状で、総合的に、ある程度は、胃酸が多い、もしくは少ないの判断が可能かと思います。

胃酸が多く出過ぎる原因に、ストレスがあります。胃酸による胸焼け等などの症状を、市販の薬を使って和らげている方も多いかもしれません。薬の服用が、長期にわたらなければ問題ありませんが・・

このような胃酸抑制剤を、長く服用してしまうと、初めは過剰に出過ぎていた胃酸が、逆にどんどん減ってしまい、最終的には、胃酸があまり出ない状態になってしまいますので、薬の長期服用は避けましょう。

胃酸抑制剤の長期服用で、出る胃酸が少なくなると、消化吸収が上手くできず、いつまでも胃がもたれたり、栄養失調につながります。そんな時は、レモンや梅干しなど、酸味のあるものを、上手く取り入れ、胃酸の分泌を高めましょう。
梅肉エキス
食事制限などで、梅干しの塩分が、ちょっと・・と言う場合には、コレです!塩分を気にせず、胃酸の分泌を高めてくれます。梅肉エキスは、市販もされていますが、青梅が出回る時期であれば、自分で作る事もできます。

作り方
①青梅を綺麗に洗い、布巾で丁寧に水気を切り、その後、種を取り除きます。種を取り除いた青梅は、1ヶづつ、おろし器ですり下ろしても良いのですが、量にもよりますが、かなり大変です(笑)

ですので、ミキサーを使うと楽です^^

②すり下ろした青梅を、布巾でしぼってこします。こした梅汁を鍋に入れ、たまにアクをすくいながら、煮詰めるだけです。すると、だんだん色が変り、黒蜜?のようなカラメルソースのような色になり、トロッとしてきます。

煮詰める目安としてjは、箸でまぜた時に、スジができるくらいまで、煮詰めたら完成です。
*最後は、少し焦げやすくなるので、弱火で焦がさないようにしましょう。梅には、殺菌効果があるので腐りません、瓶の中に入れれば、常温で長期保存が可能です。

せっかくですので、機会があれば一度チャレンジしてみるのも良いかもしれません○^^○

5キロの青梅で作ると、だいたいですが、180cc~200ccの梅肉エキスができます。種や果肉を除き、汁だけをさらに、煮詰めるので、仕方ないですね(汗)

梅の出回る時期も、春先の5月の半ばから、2週間くらい?といった所でしょうか?いつでも、手に入るわけではないので、この時期に多めに作り置きしておけば、いろんな場面で使えて便利です。何しろ、作りすぎても、腐りませんからね^^

寝る前に、少し飲めば、朝スッキリ起きられたり、胃の不調だけでなく、整調作用もあり、血流も良くなります。アレルギーも改善、さらに、自然治癒力も増すので、風邪予防にもなります。

美味しく飲めて、体にも嬉しいです^^

参考までに・・・
青梅はスーパーなどなら、1キロで安くて、800円くらいで見た事がありますが、今はネットでも買えますし、ピンキリで高いと1500円くらいでしょうか?仕入れる、梅の値段にもよりますが、個人的には、買うより作る方がお値打ちな感じがします。

冬なら、お湯割りにして、黒砂糖やハチミツで甘みをつけると、体もポカポカし、お子様でも飲みやすいです。

梅は、さまざまな効用があり、ミネラルも豊富です。主な成分は、あの酸味の元になる、リンゴ酸とクエン酸です。これらは、食べ物をエネルギーに変える働きがあります。体にたまった疲れも回復にむかわせてくれます。

発酵玄米
消化が悪そう?なイメージの玄米ですが、ビタミン、ミネラルを非常に多く含み、完全食とまで、言われています。

この栄養価の高い玄米の消化を良くするには、冬場なら、まるっと1日、充分に水に浸けて、発芽毒を解除し、炊いたら、そのまま炊飯ジャーで、2~3日くらい保温状態にしておくと、玄米が発酵します。

このように、発酵玄米にする事で、普通に食べるより、消化もよくなり栄養価が増します。ただし、玄米には消化の悪いセルロースが含まれてますので、個人差はありますが、中には消化不良を起こす方もいます。

そんな場合は、食べるのを中止して下さい。玄米は噛めば噛むほど、甘みを感じます。ゆっくり、良く噛んで食べる事を忘れないようにしましょう。

チアシード
玄米同様、ビタミン、ミネラルが豊富で栄養価に優れているのが、チアシードです。特に、ここで注目したいのは、8種類の必須アミノ酸を含んでいる事です。チアシードにも、発芽毒があるので、必ず水に浸して発芽毒を解除します。

乾燥したものは、胃腸の中で、水分を大量に奪い食物の流れが悪くなるので、胃腸にトラブルを抱えている方は、必ず水に浸して水分を充分含ませて食べます。1日の摂取量は大さじ1杯が目安です!チアシードの殻は、そのままでも消化されますが、やはり良く噛む事は大切ですね^^

昆布の粉末
粉末にする事で、消化が良くなり調味料や、ミネラル補給用のサプリとしても便利です。昆布に含まれる、アルギン酸やフコダインは、傷ついた消化器の傷を癒やし、補修してくれます。

腸内環境の改善にもベストです。布巾で汚れを取り除き、フードプロセッサーで粉末にし、瓶で保存しておきましょう。毎日、小さじ1杯くらい、お味噌汁に入れたりして摂るとGOODです!

大根
大根には、糖質を分解するアミラーゼや、脂肪を分解するリパーゼや、タンパク質を分解するプロテアーゼなどの消化酵素が、効率良く含まれていますので、素晴らしい助っ人になってくれます。

しょうが
しょうがは、漢方にも良く使用されますが、胃を健康にする作用や、痛みを鎮める効果があります。

ハーブティーで消化器の働きを助けてあげよう
レモンバームティー
お腹にたまったガスで、腹部膨満感を感じる方には、お勧めのハーブティです。穏やかに、これらの不快症状を和らげてくれます。

タンポポティー
食欲のない時に飲むと、食欲増進効果があり、消化も助けてくれます。ビタミン、カリウム、亜鉛などのミネラルも豊富に含まれています。海外では、消化器疾患の治療に、使われています。

カルダモンティー
柑橘系のさわやかな香りがするハーブで、辛い胃のガスを軽減し、胸焼けなどの症状を改善してくれます。
ソレ本当???
筋トレ
は胃を元気にする!

筋トレをする事で、食事で摂った糖分をエネルギーに、どんどん変換するので、その分、膵臓にかかる負担を和らげてくれます。

深部の体幹をサポートしている、足の内側にある脾経は、横隔膜につながっているので、運動で脾経も刺激され、同時に脾臓も鍛えられます。その結果、胃の働きも良くなり、元気なります。

運動は、食欲増進にもつながるので、筋トレで胃を活性化してあげましょう。

呼吸で胃を活性化!
食事の前に、深く長い呼吸をする事で、胃がとてもリラックスし、消化機能がアップします。少しコツがありますが、息を吸う時より、吐く時の方を長めにするだけです。

吸う時は、交換神経が優位になりますが、息を吐くときは、副交感神経が優位になるので、ゆっくり長~く息を吐く習慣をつけましょう。食前だけでなく、ストレスで疲れた時にも、交感神経が優位になっているので、この呼吸法を上手く取り入れましょう。

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良~く噛んで食べよう!!
消化を助けるために、良く噛んで、唾液の分泌を良くする事も大切です。

唾液の分泌が悪くなると、胃酸の分泌も悪くなってしまい、胃で充分に殺菌や消化が行わなくなります。すると、どうなるか?と言うと、殺菌されなかった雑菌と、未消化食物が今度は、十二指腸へ行き、そうなると、腹部膨満感が出始めます。

その後、十二指腸では、どんどん腸内のPHが上がり、発酵が進みガスでいっぱいになり、さらに膨満感が増す!と言うシナリオが待っています。

このような、膨満感を感じる方は、良く噛んで噛んで、唾液と胃酸を増やす事が、とても大切です。

きちんと、噛まないで、食べ物が塊の状態で、そのまま胃や腸に流れてしまうと、胃腸は、てんていこまいです!胃腸が弱い方には、かなりの負担がかかります。ゆっくり時間をかけて食べる事はと本当に大切です。

少なかった消化液の量が、良く噛む事で倍増すると、腸内細菌の状態も、しだいに改善され良くなります。すると、腸内で栄養やエネルギーの吸収も良くなります!このように、目には見えませんが、必ず結果があらわれます。

あと、ピロリ菌の検査をしていない方は、必ずしましょう。もし、ピロリ菌がいるとしたら、100%慢性胃炎になっています。この状態が長く続くと、胃癌の引き金になってしまいます。そうなる前に、必ずピロリ菌を薬で除菌する事が、とても重要です。

いくら胃を強くしようと心がけても、ピロリ菌を保有していては、本末転倒になってしまい悲しいですからね(汗)
胃カメラを飲まなくても、ピロリ菌の検査はできますので、ぜひ一度検査をお勧めいたします。

胃に効く食べ物

胃潰瘍や十二指腸潰瘍に効く食べ物

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この記事を書いている人

学生の頃は栄養学を学んでいましたが、平成9年10月に調理師免許を取得しました。家族の健康の為に、そして料理の幅を広げるため、後に国際薬膳師となりました。栄養学とは、また違う切り口の薬膳は、自分にとっても、とても新鮮で奥が深く学べば学ぶほど、新たな発見がありました。今は、こうして家族の健康に寄り添い、薬膳を初めて体の不調もグッと改善された事を実感しているので、現在は見事に薬膳の世界に魅了されています○^^○薬膳は、本当に知れば知るほど面白いです♡

薬膳club 管理人 miho sugiura

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