腎炎に効く食べ物
腎臓は血液を濾過する重要な役割をしています。腎臓の働きが悪くなると、むくんだり尿が出ずらくなる??などの不快症状が出てきます。疲れた腎臓を本来の状態に戻してあげるためにも、一度食事内容を見直してあげる事で腎臓も喜びます^^
腎炎に効く食べ物は・・・
ハマチ、きちじ(きんき)、イワシ、さば、真鯛、ぶり、ウナギの蒲焼、さんま、トロ(マグロ)、にしん、このしろ、鮭、さわら、などのEPAを多く含む魚類や、グリシニンを多く含む大豆製品などです。EPAは、炎症を引き起こす原因となる、科学物質を抑制する働きがあるので、腎臓の炎症にも効果的です。鮮度の良い魚を、できるだけ脂肪の流出が少ない方法で摂るのが効果的です。
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例えば、刺身でそのまま食べたり、揚げ物よりは煮物にしたり、スープにいれて汁ごと摂れる食べ方がお勧めです。例として、腎炎に効く食材を組み合わせて、スープにしてみました●^^●
腎炎の症状を緩やかにし、腎炎の炎症に効くスープ 材料) ・だし汁 200~300cc (粉末ダシは塩分が多いので、カツオやこんぶでダシを摂れば、減塩できます。) ・玉ねぎ 4分の1 ・カボチャ 30~50g ・豆腐 8分の1 ・三つ葉 (軽くひとつまみくらい) ・魚(脂の乗ったハマチやマグロのトロ) (刺し身で5切れくらい) ・アーモンド(ヘーゼルナッツや落花生でもOK) ・白しょうゆ(お好みで味付けします) 作り方) ①だし汁で、玉ねぎ、カボチャを柔らかくなくまで煮ます。 ②野菜に火や通ったら、豆腐を入れ、白しょうゆで味付けします。魚を入れたら、ほんの5~10秒ほどで火は切ります。刺し身でも食べられるので、半生でも大丈夫です^^ ③スープを皿に盛り、最後に三つ葉とナッツを乗せて出来上がりです。 *腎炎に効く、魚類のEPAに、三つ葉やカボチャのβカロテン、ナッツのビタミンEで体内での酸化を防ぎ、グリシニンを多く含む豆腐が症状の進行を緩やかにしてくれます。 玉ねぎやカボチャで甘みがでるので砂糖類は入れません。
急性腎炎の場合、スープなど水分の多いものは避けます。また、急性腎炎の場合はカリウムを摂り過ぎてしまうと、高カリウム血症が進行してしまいます。 カリウムは、野菜や果物に多く含まれますが、火を通す事で3割ほどのカリウムは減少するので、急性腎炎の人は火を通す調理法を選ぶと良いですね。 急性腎炎の場合はスープなどは避ける必要がありますが、慢性期でむくみのない場合はその心配はありません。 |
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一言メモ |
後、新鮮な魚は内臓つきで売っているものが多いです。古くなればなるほど、内臓を入れたままだと腐りやすくなるので、内臓は取り出してある場合が多いからです。
EPAを多く含む魚類は、上記のように体内での酸化を防ぐ、βカロテンやビタミンEを多く含む食品と一緒に摂ると効果的です。
また、腎炎の症状を緩やかにするグリシニンは、大豆製品に多く含まれますが、腎炎は、たんぱく質の制限がかかるので、摂り過ぎには注意しましょう。。
腎炎の人は、塩分の多いインスタントラーメンやタラコや漬け物、つくだに系の食べ物などは、腎臓の機能を低下させ、負担が大きくなりますので、避けましょう。
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この記事を書いている人 学生の頃は栄養学を学んでいましたが、平成9年10月に調理師免許を取得しました。家族の健康の為に、そして料理の幅を広げるため、後に国際薬膳師となりました。栄養学とは、また違う切り口の薬膳は、自分にとっても、とても新鮮で奥が深く学べば学ぶほど、新たな発見がありました。今は、こうして家族の健康に寄り添い、薬膳を初めて体の不調もグッと改善された事を実感しているので、現在は見事に薬膳の世界に魅了されています○^^○薬膳は、本当に知れば知るほど面白いです♡ 薬膳club 管理人 miho sugiura |