慢性関節リウマチに効く食べ物
心や身体の疲れは、自然治癒力の邪魔をし、ある日、突然思わぬ病気に見舞われてしまいます。ストレスは万病の元!本来の免疫システムが上手く働かなくならないように、心身共にリラックスできる時間を持ちましょう○^^○慢性関節リウマチに効く食材
は、炎症をしずめ、リウマチの痛みを緩和し関節を強化したり、免疫反応を正常にする成分を含む食べ物です。炎症をしずめる作用のあるのは、EPAや、αリノレン酸、クルクミンなどがあります。
クルクミンは、カレー粉や、うこん茶などに含まれていて、慢性関節リウマチの痛みを緩和する消炎作用が認められています^^
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慢性関節リウマチによる、関節の腫れや、朝のこわばり?症状の緩和に効果を発揮します。
そして、関節リウマチの人にお勧めなのは、魚類です!
体の中では、プロスタグランジンと言う体内の生態機能に欠かせないホルモンのような物質があります。このプロスタグランジンは、青背の魚や脂の多い魚に含まれるEPAや、牛豚鶏など肉類に多く含まれるアラキドン酸からも作られます。
しかし、魚類に含まれるEPAは、関節リウマチの炎症をしずめる作用がありますが、牛豚鶏などに多く含まれるアラキドン酸は、同じプロスタグランジンを生成するものの種類の違いから、逆に関節リウマチ炎症を悪化させてしまいます(汗)
EPAを多く含む食品は、はまち、きちじ、いわし、さば、真鯛、ブリ、ウナギの蒲焼、さんま、本まぐろ(トロ)、にしん、このしろ、鮭、さわらなどがあります。
魚類には、ビタミンB6を、豊富に含んでいます。ビタミンB6を多く含むものは、かつお、鮭、いわし、まぐろ、ひらまさ、サバ、さんまなどがあり、免役反応を正常にする作用がありますので、関節リウマチの方は、魚を食べましょう。
そして、できるだけ、魚の脂を逃がさないような調理法がお勧めです^^
炊き込みごはんにしたり、煮魚やアルミホイル焼きにすれば、魚の脂を効果的に残さず摂取する事ができますからね●^^●
鮭のホイル焼き |
・鮭(塩なし、もしくは薄塩)
・ほうれん草
・しいたけ
・レモン 1ヶ(スライスレモン1枚作って、残りは絞ってかけます)
・バター 適量
・塩 適量
鮭、しいたけ、ほうれん草は塩をふっておきます。アルミホイルにバターを塗って、鮭、ほうれん草、しいたけの順に乗せます。
その上から、レモンのしぼり汁(2分の1)をたっぷりとかけます。その上にスライスレモンをさらに1枚と、バター(5g~10gくらい)を乗せ、アルミホイルで包みます。アルミホイルは、途中で破れてしまうといけませんので、2重に巻いた方が安心です^^
フライパンの上に、ホイル焼きを乗せて、フタをし、そのまま蒸し焼きにします。(油はひきません)
上記では、バター、塩、レモンでサッパリと味付けしましたが、お好きな材料に変えて、バター、しょうゆ、酒を適量入れて焼いてもおいしいですので、いろいろお試し下さい●^^●
バターしょうゆにするなら、一番上に刻みネギを乗せて焼いても良く合います^^
同じく、抗炎症効果のあるものに、αリノレン酸があります。αリノレン酸を多く含むものに、シソ油があります。シソの実から抽出した、えごま油、亜麻の種子から抽出した、あまに油などがあります。
ただ、これらの油は酸化しやすい油ですので、古くなった油は捨てましょう。また、αリノレン酸は、加熱した際には、体をサビ付かせる活性酸素を生成してしまうので、生のままドレッシングや和え物などの一緒に混ぜて摂取すると良いです。
たかが油ですが、されど油(汗)
αリノレン酸は、抗炎症作用があるとは言え、摂り過ぎはては良くありません。酸化しにくい油は、揚げ物に、αリノレン酸のように酸化しやすい油は、そのまま使うなどして上手に料理に取り入れて行きましょう^^
では、酸化しにくい油は?と言うと、なたね油、綿実油、ごま油などがあります。ゴマ油は、独特な香りがありますので、お嫌いなら、無色で癖のないゴマ油も売っています。
揚げ物にするなら、なたね油(キャノーラ油)、さっと炒め物にするなら、ごま油やオリーブオイルなどを使うと良いですね^^
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抗酸化作用を、さらにパワーアップさせよう |
毛細血管を開き作用があるので、関節周囲の血行も良くなり、関節リウマチの症状も和らぐと言われています。
ビタミンEを多く含む食品は、
アーモンドや落花生、ヘーゼルナッツなどのナッツ類、にじます、かぼちゃ、ウナギの蒲焼、あんこうの肝、はまち、ひまわり油、あこうだい、モロヘイヤ、めかじき、小麦胚芽などがあります。
ビタミンCを多く含む食品は、
グアバ、いちご、みかん、パパイヤ、キウフルーツ、ネーブルオレンジ、ブロッコリー、菜の花、芽キャベツ、つるむらさき、小松菜、かぶの葉などがあります。
煎茶に含まれるビタミンEの含有量は、何とほうれん草の約30倍以上~もあるようです。
そして、ビタミンCやビタミンEは、お茶の中でも煎茶に多く含まれているのだとか?
と言う事で、煎茶もしくは抹茶を飲もう●^^●
しかし、ここでひとつ問題が・・(汗)
ビタミンEは、水には溶けないので粉末にして混ぜて飲みましょう^^
抹茶などは、粉末で売っていますので、もう粉末になったものを利用しても良いとは思いますが、ミルを使って自分で粉末にしても良いですね。
飲むだけでなく、ふりかけに混ぜたり、塩を混ぜて抹茶塩にして天ぷらなどをつけて食べても美味しいです^^
最後に、副作用のない抗炎症作用で注目されているものに、生姜があります。料理に使ったり、生姜湯や、生姜レモンティーなどにして、1日5グラムを目安に毎日、摂取しましょう^^関節リウマチの症状改善が報告されています!
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この記事を書いている人 学生の頃は栄養学を学んでいましたが、平成9年10月に調理師免許を取得しました。家族の健康の為に、そして料理の幅を広げるため、後に国際薬膳師となりました。栄養学とは、また違う切り口の薬膳は、自分にとっても、とても新鮮で奥が深く学べば学ぶほど、新たな発見がありました。今は、こうして家族の健康に寄り添い、薬膳を初めて体の不調もグッと改善された事を実感しているので、現在は見事に薬膳の世界に魅了されています○^^○薬膳は、本当に知れば知るほど面白いです♡ 薬膳club 管理人 miho sugiura |