脂肪肝に効く食べ物
頑張り屋さんの肝臓は、悲鳴をあげる?ギリギリまで働いちゃいます。それまでは、何らかのシグナルを送ってきません、それゆえに、気がついた時には、エラい事になってるわけです(◎△◎;)たとえば、すでに脂肪肝になっていた?としても、当の本人はと言うと、それに気づかず悪化させてしまっている状況です。レッドゾーンに突入してしまいそうな方は、肥満っぽい方、アルコール好きな人、ついつい食べ過ぎ?飲み過ぎ?脂っこい物大好き?何らかの心当たりある人?は一度、血液検査と画像検査を受けてみて下さい。
もし、脂肪肝だとしても、生活習慣の改善で良くなりますので、慌てず対処していきましょう^ - ^
脂肪肝に効く食べ物
には、タイなどの白身魚、サンマ、鶏ささみ、牛肉(赤身)、豚肉(赤身)、豆腐、高野豆腐、納豆、酢、サトイモ、ほうれん草、タアサイ、わかめなどがあります。脂肪肝の人は、すでに高脂血症や、動脈硬化になっているケースが多いので、早速食事の見直しが必要なところです。
動脈硬化の症状があると、突然に心筋梗塞や脳卒中などを発症するリスクが増し、脳疾患の場合だと重度の後遺症や、急に命を落とす危険性もあります。
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そもそも、なぜ肝臓に脂肪が溜まる?のかと言うと、それは原因として、中性脂肪の摂り過ぎやアルコールの飲み過ぎ、タンパク質の過剰摂取などが原因です。
これらは、カロリーも高いです。エネルギーとして消費され、そして余分なものは、肝臓に蓄積されるからです。運動時や、空腹時などは、こららの脂肪を燃焼しカロリーに変えています。
脂肪肝は、カロリー過多にならないように注意し、1日の摂取カロリーを控えめにし、体内脂肪を燃やすために、運動をする事が、一番の近道です。
お勧めなのは、散歩や水泳、自転車でサイクリングなどの全身運動です。有酸素運動をとり入れると、さらに効果的です。
実際に、食事制限と毎日の運動を続けていると、約1~2か月頃には、確実に肝臓の脂肪が減っていきます。大切なのは、毎日継続する事です。
無理なく、自分でこれなら続けられる?と思われる方法で、続けていきましょう^^
下記のツボは、肝臓が弱っている人が押すと痛みを感じる、大衝のツボです!親指と人さし指の骨の間にある、へこんだ所です。
脂肪肝の食事 |
背の青い魚の中でも、特にサンマは、不飽和脂肪酸のIEPAやDHA、タウリンが多く含まれています。IEPAは、血液が凝固するのを防いで、血管の収縮を抑える作用があり、脂肪肝以外に、心筋梗塞や高血圧にも有効です。
またDHAは、血液中のコレステロールを低下させる働きがあり、脂肪肝の人にお勧めの魚です。
緑黄色野菜類
ほうれん草、タアサイなどの緑黄色野菜は、豊富なβカロテンは始めとするビタミン類やミネラル分を含んでいます。肝炎は、充分なビタミンの摂取が必要不可欠です。色の濃い野菜を、積極的に食べましょう^^
わかめ
脂肪肝に効果のある食材として、コンブやワカメ、ひじきなどの海藻類があります。海藻類には、ビタミンやミネラル類以外に、豊富な食物繊維が含まれ、低エネルギーです。
カロリー制限をに気する事なく、どれだけ食べても大丈夫ですので、脂肪肝やダイエットにも最適です。
その中でも、ワカメは、そのまま生でも食べる事ができ、お手軽なのも良いですね。
わかめはビタミン類や食物繊維も豊富で、コレステロールや脂肪の蓄積を防ぎ、癌細胞の発生も抑制します。
酢
酢には、クエン酸を言われる成分が含まれ、エネルギーの代謝を高めます。酢を摂る事で、体内でエネルギーの消費が活発になり、脂肪蓄積を抑制します。
エネルギーの代謝を、さらに良くするには、タンパク質も摂取も大切です。そして、ダイエットを続けていると、どうしても不足しがちなのが、タンパク質です。
酢と一緒にタンパク質を、摂る事で胃の消化酵素が、酢の働きで、さらに活発になり代謝を、どんどん上げていきます。
白身魚
タイ、タラやカレイ、ヒラメなどの白身魚は、脂肪の少ないタンパク質なので、肝臓病の方のタンパク質源として、向いています。肝炎で、食欲がない場合も、アッサリとして食べやすい白身魚はお勧めです。
鶏ササミ、脂肪分の少ない牛豚肉
肝臓病の方は、タンパク質は必要なんですが、脂肪分の多く含むものは、避ける必要があります。そこで、お勧めなのは、鶏ササミや脂肪の少ない赤身肉などです。
鶏ササミは、脂肪分は少なく、低エネルギーのタンパク質でもあり、脂肪肝に効く食材のひとつです。鶏ササミは、皮つきのモモ肉の、半分のエネルギー量であるにも関わらず、タンパク質は、もも肉の約3倍あるとされています。
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脂肪肝改善のポイント |
①タンパク質の摂取
脂肪を、肝臓から全身に運ぶ為に、タンパク質の摂取が必須です。脂肪肝の方は、脂肪分の少ない良質なタンパク質を選んで摂取するようにしましょう。
②炭水化物を摂り過ぎない
例えば、ご飯やパン、砂糖類の甘いものです。炭水化物も、余分なものは肝臓に貯蓄されます。
③食物繊維を多く摂る
食物繊維は、脂肪の吸着を抑制する働きがあります。例えば、揚げ物の横には、必ずと言ってキャベツは定番ですが、あれはまさに利にかなっているのです^^キャベツを先に食べる事で、キャベツが揚げ物の油を吸着してくれます。
④脂肪の多いものは避ける
肉類の脂身など、脂肪分が多いものは肝臓脂肪の素です。
⑤お酒や甘いお菓子
アルコールは肝臓で分解され、ブドウ糖や脂肪酸などが、エネルギー消費までをも妨げ、脂肪に変わりやすくなります。甘いお菓子類も、余分なエネルギーは肝臓へ蓄積されます。摂り過ぎにだけは、充分注意しましょう。
⑥運動する
運動で、摂取エネルギーを燃焼させましょう。カロリーを、摂り過ぎたな?と思っても、その分エネルギーとして消費させてしまえば良いのです。
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この記事を書いている人 学生の頃は栄養学を学んでいましたが、平成9年10月に調理師免許を取得しました。家族の健康の為に、そして料理の幅を広げるため、後に国際薬膳師となりました。栄養学とは、また違う切り口の薬膳は、自分にとっても、とても新鮮で奥が深く学べば学ぶほど、新たな発見がありました。今は、こうして家族の健康に寄り添い、薬膳を初めて体の不調もグッと改善された事を実感しているので、現在は見事に薬膳の世界に魅了されています○^^○薬膳は、本当に知れば知るほど面白いです♡ 薬膳club 管理人 miho sugiura |