疲労や体がだるい時に効く食べ物
疲れは、誰にでも起こりやすい症状ですが、不調を知らせるシグナルとなっている場合もあるので、見過ごせない症状でもあります。疲れやだるさに効く食べ物
には、たまご、ニンニク、豚肉、レバー、ハチミツ、貝類、いか、たこ、酢、枝豆、グリンピース、オクラなどがあります。疲れやだるさがある?とは言え、一時的で休めば回復するような軽いものもあれば、いくら休んでもいっこうに取れない?ような疲れやダルさもありますよね?^^;
そんな長引く疲労には、他の病気が潜んでいる場合もありますので、長引く疲労サインは要注意です。
例えば、肝臓や腎臓の病気、癌、糖尿病、貧血や風邪、更年期障害やうつ病などでも、このような疲労感が出てくるからです。
特徴としても、急性のもの以外は、長引く傾向にあるので、ただの疲れ?と簡単に片付けてしまわないようにしましょう(汗)
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判断材料としては、他にも気になる症状があるのか?ないのか?も重要なポイントになります。中には、例外もありますが、心配なら念のため血液検査だけでもするとしておけば安心ですね^^
夏バテになっても、体がだるい状態が続きますが、季節が限定されていますからね。
また、一過性のダルさに、肉体的疲労がありますが、この場合だと、充分な栄養を摂り、睡眠や休息を充分とる事で解消するのが特徴です^^
疲れが残らないように、しっかりと体を休ませてあげましょう^^
ニンニク
ニンニクの香りは、アリシンと言われる成分です。殺菌作用もあり、胃液を分泌し、消化や食欲を増進させ疲労回復には持って来い!のお勧め食材です。
ニンニクは、ビタミンB1を含む食品を一緒に摂ると、さらにパワーアップするのも特徴です。ビタミンB1と結合する事で、アリシンの吸収が良くなり、血行も増進します。
豚肉
疲労回復には、タンパク質はなくてはならない存在でもあり、スタミナをつけて元気になるためにも、疲れた時には、積極的に摂りたいものです^^
また、血液中の糖分をエネルギーに変えるには、ビタミンB1が必要なんですが、豚肉には、そのビタミンB1が豊富に含まれています。
できれば、脂肪分の少なめの、ヒレやモモなどの赤身肉の方が、ビタミンB1やタンパク質が豊富です。ビタミンB1が不足してしまうと、エネルギー消費が上手くいかず、スタミナ不足になってしまいます。
スタミナをつけて、疲労回復するには、タンパク質とビタミンB1が欠かせません。疲労や倦怠感の強い時には、食欲増進効果もある、ニンニクや生姜入りの、豚肉の生姜焼きなどは、いかがでしょうか?^^
オクラ
オクラには、ビタミンB1、ビタミンB2を多く含んでいて、疲労回復にも効果的です。
枝豆・グリンピース
疲労回復に効く食材は、ビタミンB1やビタミンC、タンパク質を多く含んでいます。そら豆やインゲン豆、サヤエンドウも、これらの成分を多く含んでいます。
タコ、イカ、貝類
疲れを摂るには、タウリンが豊富な、貝類やタコやイカなどがお勧めです。これらを、ニンニクやトマトと組み合わせて料理すれば、疲労感やダルさ、夏バテにも負けない最強コンビになります。
ニンニクを使ったアサリの酒蒸し、トマト入りシーフードサラダにするなど、工夫し美味しく頂きましょう。
また、疲労感が強いと食欲も落ちますが、 とうがらしを使ったぺペロンチーノがお勧めです。とうがらしに含まれる、辛み成分でもある、カプサイシンが胃壁を刺激し、胃液を分泌させ消化を良くし、食欲も増進させてくれるからです。
そこで、リコピン豊富なトマトを使い、疲労回復効果のあるイカとニンニク、そして食欲増進効果のある、トウガラシとトマトを使った、名づけて【疲労回復スパゲティー】を紹介しましょう。
トマト入りペペロンチーノ |
正直なところ、もぅ、この時点で、パクッっ!!っといきたいところですが、がまんがまん^^;イカに火が通り、何とも言えない香ばしい香りがしてきたら、ここで、ゆでたスパゲティーを加えます。
最後に、サイコロ状に切ったトマトを入れます。トマトは、さっと混ぜる程度でOK!です^^
そして、仕上げに、塩で、味付けをして出来上がりです。食欲不振に効くトマトと、とうがらし、疲れを摂るイカとニンニクを組み合わせてみました。管理人のオリジナル料理ですが、とても美味しいので、ぜひお試しください^^
食べて、元気だしましょう●^^●
酢
疲れが溜まると、筋肉の中に乳酸がたまってしまいますが、酢の酸味は、これを燃焼させる作用があるので、疲労回復になります。
ハチミツ
疲労した体に、すばやく栄養補給してくれます。ハチミツは分解吸収されやすいので、早くエネルギーとなります。
ハチミツにレモン汁を入れて飲む事で、ビタミンCも補給できますので、さらに疲労回復に役立ちます。急いでいるときは、スプーンにハチミツを乗せて、舐めるだけでも良いですね^^
卵
疲れや、だるさに効く食べ物に、卵があります。良質なタンパク質、ビタミンやミネラルが豊富で、栄養バランスもバッチリです。1日のスタート地点でもある朝に、卵を食べて疲労に負けない身体を作っていきましょう^^
お酒がお好きな方なら、卵酒にしても良いですね^^
卵酒の作り方 |
疲労した時に、消耗されやすい栄養素を、卵が補ってくれます。
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疲れがある時の食事 |
甘いものを食べると、心を安定させる、セルトニンと言われる物質が増えるので、不思議と落ち着くわけです^^
ですので、ブドウ糖が足りなくなると、脳が甘いものを要求してきます!肉体疲労時には、すばやくエネルギーに変わる甘い物が、疲労時には即効性がある事を、体は知っているわけです^^
しかし、糖分は即効性がありますが、疲労時に不足してはいけないものに、タンパク質やビタミン、ミネラルがあります。
これらの成分が不足すると、疲れや倦怠感が出やすくなってしまいます。上記のような、疲れやダルさに効く食材を、普段からバランス良く摂取する事で、疲れにくくなります。
臨機応変に、ビタミン系の栄養ドリンクで、疲れをしのぐのも、手っ取り早い方法 ですね^^個人的には、疲れたら焼肉にします。野菜もいっぱい食べれば、栄養バランス的にもバッチリですからね●^^●
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この記事を書いている人 学生の頃は栄養学を学んでいましたが、平成9年10月に調理師免許を取得しました。家族の健康の為に、そして料理の幅を広げるため、後に国際薬膳師となりました。栄養学とは、また違う切り口の薬膳は、自分にとっても、とても新鮮で奥が深く学べば学ぶほど、新たな発見がありました。今は、こうして家族の健康に寄り添い、薬膳を初めて体の不調もグッと改善された事を実感しているので、現在は見事に薬膳の世界に魅了されています○^^○薬膳は、本当に知れば知るほど面白いです♡ 薬膳club 管理人 miho sugiura |