糖尿病に効く食べ物
糖尿病は、老化や癌のリスクが増してしまう?事もあるので、しっかりと血糖コントロールをしていきましょう。血糖をコントロールする食事は、老化防止や、他の病気予防にも効果的です○^^○糖尿病に効く食べ物
には、とうもろこし、豆腐、野菜類、海藻類、きのこ類、スキムミルク、ライ麦パン、玄米、発芽玄米、胚芽米などがあります。糖尿病の初期症状と言えるものは、あまりありませんが血液中の糖濃度が高い状態が、いつまでも続くと・・・
トイレが近くなる頻尿の症状や、咽喉の渇き、疲労感や異常が空腹感、知覚異常、食べてるのに何故か痩せる??などの症状がでます。
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注意すべき点は、高血糖が引き起こす合併症です。網膜症や腎障害、神経障害、脳梗塞、心筋梗塞などの合併症には充分注意する必要があります。とは言え、血糖値をきちんとコントロールし合併症にならないように予防すれば、それほど怖い病気?と言うわけでもありません。
糖尿病は、症状が出づらいので、定期的に血液検査糖で、血糖の数値を確認しましょう。
両親などの近親者や血縁者に、糖尿病を発症した方がいる場合、少し糖尿病のリスクが高まりますが、それ以外の糖尿病の発症原因は、他にもあります。
例えば、食べ過ぎや、運動不足で肥満傾向にある?ストレスが多い?人も要注意です。
糖尿病とは、血糖値を下げる働きをする、インスリンと言われるホルモンが正常に機能しなくなり、その結果として、ブドウ糖がエネルギー必要としている細胞に運ばれなくなり、血液内に、ブドウが溜まってしまう病気です。
きのこ類
キノコ類には、シイタケやエノキ、マイタケ、ナメコ、マッシュルーム等などがありますが、とても低エネルギーで食物繊維が豊富です。
食物繊維は、コレステロールを体外に排出し、糖尿病も予防してくれる優れ物です。腸内を刺激し、腸内細菌であるビフィズス菌の繁殖を促す作用もあるので、自然にお通じも良くなります。
また、食物繊維は、食後の血糖値の上昇を抑える効果があり、糖質の吸収が緩やかになります。食後に、膵臓から分泌されるインスリンも、少ない量で済みます。
海藻類
糖尿病に効果のある食材として、コンブやワカメ、ひじきなどの海藻類があります。海藻類には、ビタミンやミネラル類以外に、豊富な食物繊維が含まれ、低エネルギーです。
カロリー制限が必要な糖尿病でも、海藻類は量を気にする事なく食べる事ができますし、ダイエットにも向いていますね。
スキムミルク
牛乳から脂肪分を取り除いて、粉末にしたものがスキムミルクです。カルシウムが多く含まれ、ビタミン類やミネラルの補給に優れています。
成分は牛乳と、ほぼ同じですが低カロリーなのが嬉しいですね。飲み物として、または料理に使うなどして有効活用しましょう。
野菜類
野菜は、低エネルギーで満腹感を得る事ができます。食物繊維を始め、ビタミン、ミネラル分も豊富なので、糖尿病が気になる方は、積極的に摂りましょう。
とうもろこし
とうもろこしは、ビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富ですが、胚芽部に、良質なリノール酸が含まれ、動脈硬化にも効果があります。
玄米、発芽玄米、胚芽米
いつもの米を、例えば玄米に変えてみると、とても効果的です。これらには、食物繊維だけでなく、ビタミンEなどの抗酸化作用のある成分が多く含まれていて、糖質代謝異常の発症異常に、関与していると言われています。
また、普通の食パンではなく、ライ麦パンにするのも良いですね。タンパク質以外に、カリウムや鉄分、ビタミン類や食物繊維も豊富で、糖尿病や動脈硬化の予防にもなる健康食品です。
豆腐
大豆に含まれるタンパク質には、血液中の脂肪分を低下させる、サポニンやレシチンが含まれています。また、血管に弾力やしなやかさを与え、強く丈夫にします。
糖尿病の方が、食事で注意したいのは、食べる量です。食事を抜いたりしないで、きちんと1日3食が基本になります。
例えば、食事を抜いて、その後にまとめて食べると、一度に沢山のインシュリンが必要になります。
そうなると、すい臓にも負担がかかり、高インスリン状態が長く続いてしまい、脂肪を体内に取り込もうとするなど、さまざまな問題が発生します。
糖尿病の食事は、規則正しく、野菜類は1日300gを目安にします、できれば食品から直接摂るのが理想ですが、なかなか難しいですよね。
最終手段として、臨機応変にはなりますが、足りない分は市販されている、食塩の入っていない野菜ジュース、もしくはミキサーで自分で作ると言う手もあります。
ジューサーではなく、ミキサーの方がお勧めです。ミキサーであれば、余分な食物繊維を取り除く事なく、すべては摂取できます。ジューサーは、余分な繊維を取り除く機能があるため、確かに飲みやすくはなるんですけどね(汗)
食物繊維は、体内の毒を出す働きがあり、健康の基本である大腸の調子を整え、食後の血糖値の急激な上昇を抑え、合併症も予防し、健康へと導いてくれる優れ物です。
私達は、常に野菜からは、残留農薬、加工食品から保存料や添加物、そして大気汚染等の、有害な発癌性物質にさらされています。だからこそ、食物繊維は多めに摂るに越した事はありません^^
注意したい点は、ジュースだけに頼らない事です。人は、噛んで食べる事をしなくなると、胃腸などの消化機能も、どんどん衰えてしまうからです。
使わない物は退化するイメージでしょうか?・・ですので、必ず3度の食事が基本です。
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糖尿病の食事のポイントとして、血糖値の上昇が緩やかな食材を選ぶと良いですね。例えば、GI値の低い食材の事です。
GI値の低い食材 |
GI値の一覧表
(↑GI値の低い順に表にしてあります^^)
例えば、GI値の高い白いお米を、玄米に変えたり、食パンをライ麦パンに変えるだけでも、ずいぶん効果的です。
また、GI値が高い食材を食べる時は、GI値を下げる効果のある酢や乳製品、大豆製品、食物繊維の多い食品と一緒に摂る!と言う方法もあります。
上記のような、糖尿病に効く食材は、低カロリーで食物繊維が多いものばかりです。糖尿病は、食事の見直以外に、運動で体を動かす事も大切です。後は、症状に応じて薬物治療が必要になる場合もあります。
治療をして、改善がみられても再び、糖尿病がぶり返さないように注意しましょう。不規則な生活に逆戻りし、再び糖尿病が再発してしまうと、さらに症状が悪化してしまう事も、決して少なくはないからです。
病気と上手く付き合うには、何でも良いので、これから先の人生に、目標を持つ事が非常に効果的とされています。自分の好きな事や、楽しいと思えるような事を生きがいにするのです^^
目標を作ったり、生きがいを見つける事は、糖尿病を上手くコントロールするために、背中を押してくれる良い材料となります。
糖尿病になると、無病息災ではなくなりますが、何も病気がなく健康な人より、糖尿病を気遣う事で、かえって長生きをする!
このように、1病息災の精神で、病気ではありますが、病と共に歩く気持ちで、できればストレスは少なめで、のんびり歩いて行きましょう^^
糖尿病の失敗しない食事療法
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この記事を書いている人 学生の頃は栄養学を学んでいましたが、平成9年10月に調理師免許を取得しました。家族の健康の為に、そして料理の幅を広げるため、後に国際薬膳師となりました。栄養学とは、また違う切り口の薬膳は、自分にとっても、とても新鮮で奥が深く学べば学ぶほど、新たな発見がありました。今は、こうして家族の健康に寄り添い、薬膳を初めて体の不調もグッと改善された事を実感しているので、現在は見事に薬膳の世界に魅了されています○^^○薬膳は、本当に知れば知るほど面白いです♡ 薬膳club 管理人 miho sugiura |